働き方

個人で活躍するミュージシャンの働き方を解説【どうやって稼いでいるの?】

2020年1月3日

こんにちは、わんこ社労士です。

 

ミュージシャンになりたい。

そんな夢を持っている方は多いんじゃないでしょうか。

 

わたしの妻は事務所に所属せず、個人でミュージシャンとしてお金を稼いでいます。

 

かたわらで働き方を見ているので、

ミュージシャンはどうやって稼いでいるか、解説していきます。

 

ミュージシャンとしてお金を稼ぐ方法

ミュージシャンは個人事業主です。

 

そして自分の演奏技術が商品になります。

 

演奏技術を商品として主に下記のようにお金を稼ぎます。

  1. 人前で演奏してギャラをもらう
  2. CD制作、音楽配信を行い販売する
  3. 人に教える

 

一つ一つ解説していきます。

人前で演奏してギャラをもらう

人前で演奏する方法はいくつかあります。

  1. 自分から「ライブをやらせてください」とお願いする
  2. 自分以外の主催ライブで演奏をお願いされる
  3. イベントなどのBGMで演奏をする(いわゆる営業)

 

自分から「ライブをやらせてください」とお願いする

この方法が一番大変ですが、メインとなる方法です。

 

手順は下記の通りです。

  1. 自分でライブをしたいとお願いする
  2. チャージ代(チケット代)を決定する
  3. 集客をする

 

一番重要なのは集客です。

例えば

ライブチャージ:2,000円

ミュージシャンへのバック:1,000円/人

共演ミュージシャン:4人

ギャラは集客に応じ均等割

 

上記の条件だとすると

ミュージシャンがもらえるのはお客さん1人につき1,000円(店側が1,000円)、共演してくれたミュージシャンが4人なので、仮に4人お客さんが来たらミュージシャンには1人1,000円ギャラがもらえることになります。

 

もし、お客さんが40人来たら1人10,000円です。

そのうち、交通費や宣伝に使ったフライヤー代、練習に使ったスタジオ代を差し引いた金額が利益になります。

 

実際40人のお客さんが毎回来るわけではないので、ギャラが3,000円で経費を引いたら利益が0円ということはよくあります。

 

 

自分以外の主催ライブで演奏をお願いされる

演奏技術が上がるとオファーを受けることがあります。

オファーを受ける場合は基本的に宣伝費はかかりません。

 

オファーを受ける時は集客に応じて払われるのではなく「〇〇円でお願いできないでしょうか」という場合もあります。

 

例えば

「ライブをしたいのですが2万円でギターを弾いていただけないでしょうか」

と言われれば、集客に関係なく2万円がもらえます。

 

こういったオファーはアマチュアがプロの方に演奏をお願いする時によく発生します。

特にジャンルに関係なく幅広く演奏できるとオファーもされやすくなると思います。

 

 

イベントなどのBGMで演奏をする(いわゆる営業)

クリスマスや結婚式などのイベントの時にBGMとして生演奏することがあります。

これは、イベント会社からの依頼や、知り合いの繋がりで発生するもので、いわゆる営業の演奏です。

 

この場合はギャラはあらかじめ決まっていて、まれに食事や飲み物をタダでもらえたり、ギャラ以外にも得点があることがあります。

 

人脈が多ければ多いほど営業の仕事が入ってくるので、積極的に人とかかわると仕事が増えていきます。

CD制作、音楽配信を行い販売する

ミュージシャンを目指す人であればCDを出すのは夢の話と思っている方もいるかもしれません。

 

でも、CDを作るのは実はそんなに難しい事ではありません。

 

録音して、CDに焼いて、売ればいい。

いわゆる自主制作でも売れるのがCDです。

 

最近は音楽配信という方法もありますが、

ライブ後の物販としてCDがあると収益に繋がります。

 

CD制作は、自分で録音して販売するのもいいですが、

本格的にCD制作や音楽配信を行う場合は、録音スタジオを借りて、かつエンジニアの人にお願いして録音した方がいいでしょう。

 

たとえ音楽事務所に所属していなくても個人としてお金を払って録音スタジオやエンジニアにお願いしてCDを制作することができます。

 

CD制作はバンドならバンドのみんなでお金を出し合いますが、

シンガーソングライターなど一人で活動している人がギター、ベース、ドラムを入れてCDを作る場合は、それぞれに固定のギャラを渡して、CDの売り上げはすべて自分の収入となります。

 

例えば

  • 録音スタジオ:25万円
  • エンジニア:10万円
  • ギター、ベース、ドラム:各5万円(15万円)

だとすれば、合計50万円になります。(実際にはCDプレス代などの経費もありますが今回は除きます)

 

この50万円で作ったCDを1枚2,000円で売ったとしたら、250枚売ればペイできます。(251枚目から収益となる)

 

録音した音楽は音楽配信で売ることもできるので世界のどこかで売れることもあります。

一回しっかりしたものを作れば一生販売することがで、本格的に録音して世に出すと長期的に見て利益になります。

 

人に教える(レッスン)

歌や楽器を人に教えることをメインとしているミュージシャンもいます。

 

レッスンは大まかに言うと次の3種類に分かれます。

  1. 音楽教室でレッスン
  2. 個人でレッスン
  3. オンラインでレッスン

 

音楽教室でレッスン

メリット

  • 集客をしてくれる
  • 毎月定期的に収入が得られる
  • 音楽仲間ができる
デメリット

  • 低収入
  • 個人レッスンへの勧誘が禁止

 

音楽教室でのレッスンは音楽教室が宣伝や集客をしてくれるし、レッスンも毎月2回など定期的に入るので収入がないということが起こりずらいです。

また、音楽教室には多くのミュージシャンが講師として通っているので音楽仲間が増えることもメリットです。

 

デメリットとしては、会費の半分以上は音楽教室の収益となるのでミュージシャンに対してはアルバイト程度の収入にしかならないのが難点です。

 

また、音楽教室で知り合った生徒を個人レッスンに勧誘するのは禁止されているため、ミュージシャンが音楽教室を辞めた場合、教室で教えてた生徒にレッスンができなくなります。

 

 

個人レッスン

メリット

  • 会費は全部自分の収益
  • 価格設定が自由
  • 自分の裁量で日程を調整できる
デメリット

  • 自ら顧客獲得をしなければならない
  • 宣伝活動を常に行わなければならない
  • 全部自分でこなす必要がある

 

個人レッスンは自分で顧客を獲得して、自分でレッスンを考えて稼ぐ方法です。

価格も自分で決められて、会費は全部自分のものになります。

例えば、レッスン1回1時間5,000円だとしたら、時給5,000円ということも可能です。

 

ただし個人でやっているため、宣伝やレッスン場所の設定など全部自分でやる必要があります。

ホームページの作成、SNSの投稿、スタジオの確保、レッスン内容すべて一人でやることになるのでハードルは高いです。

 

でも、収益としては最も高いのでなんでも自分でできる方はオススメです。

 

 

オンラインでレッスン

最近、増えてきたのがオンラインレッスンです。

スカイプなどを使って全世界にオンラインでレッスンすることが可能になってきています。

メリット

  • パソコンさえあればいつでもどこでもレッスンができる
  • 交通費がかからない
  • 時間の変更に融通がきく
デメリット

  • レッスンが伝わりずらい
  • ネット環境によって途切れる時がある
  • ネットでレッスンできることがあまり知られていない

 

オンラインレッスンのメリットはなんと言ってもいつでもどこでもレッスンができることです。

ネット環境さえあればレッスン可能なので隙間時間にレッスンができます。

 

ネットレッスンについては2つのサイトをご紹介します。

  1. カフェトーク
  2. Zehitomo(ゼヒトモ)

 

カフェトークはオンライン版の教室です。

レッスンを受けたい人がカフェトークで検索をするとことでレッスンを申し込みできます。

ミュージシャン(講師)は割引クーポンや無料体験など自由にクーポンを発行でき、自分の裁量でレッスン内容を組み立てることができます。

 

レッスン料も裁量で決めれますが、40%はカフェトークに支払われ、60%が講師の収入になります。(その後売り上げに応じて85%まで増えていきます)

交通費やスタジオ代がかからないので音楽教室より収入が大きくなります。

 

Zehitomo(ゼヒトモ)はレッスンを受けたい人が応募した時点で講師側に費用が発生する方式になっていて、応募者が発生しない限り掲載費用はかかりません。

また、レッスンは個人と個人で行われるため、レッスン料はすべて自分のものになります。

 

広告を自分でやる手間がないのに加えて、オンラインでレッスンを受けたい人と講師をマッチングさせる新しいサイトです。

 

レッスンは対面で直接もOKだし、オンラインでもOKで、内容は講師がすべて決めれます。

 

実際わたしの妻はZehitomo(ゼヒトモ)からの申し込みが増えてきており、時給では私の3倍近く稼いでいます。

 

デメリットとしては、ウェブカメラでは伝えきれない手の動きを教えることや、直接触って教えることはできません。

また、ネットの環境によっては途中で途切れたり、つながらないこともあります。

 

今後ネット環境がもっと良くなるとネットレッスンもストレスなくできるようになると思います。

まとめ

ミュージシャンの収入は日本全体で見ると低いですが、インターネットの普及で宣伝、販売、レッスンが全世界にできるようになりました。

また、動画の配信などで知名度を上げることで集客につながることもあります。

 

ミュージシャンが事務所に所属して売れる人は一握りです。

ですが、個人で稼ぐことは工夫すれば可能です。

 

ミュージシャンの稼ぎ方はいろんな方法があることを知っていただけたでしょうか。

これからミュージシャンを目指すという方、この記事が参考になれば幸いです。

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