新型コロナで生活が苦しい人へ【国が無利子でお金を貸付】生活福祉資金貸付制度を解説

新型コロナの影響で生活が苦しいです。
仕事もないのでどうすることもできません。
どうしたらいいですか?

 

そんな疑問にお答えします。

 

わんこ社労士
この記事を書く私は、労働法・助成金などの専門家、社会保険労務士です。

 

「新型コロナの影響で仕事がなくなって生活費が払えない」そんな方は少なくないんじゃないでしょうか。

 

そんな方に朗報です。

国が無利子でお金を貸してくれる「生活福祉資金貸付制度」という制度があります。

しかも、条件次第では返済しなくてもOK。

 

この記事では、生活福祉資金貸付制度について詳しく解説していきます。

ご覧いただければ、国から10万円~80万円を無利子で借りる方法がわかります。

 

目次

 

生活福祉資金貸付制度Q&A

この記事で取り上げるQ&Aは下記の通り。

  1. この制度の対象者は?
  2. いくら借りれますか?
  3. いつまでに返済しないといけないのですか?
  4. 利⼦はかかりますか?
  5. 保証⼈は必要ありますか?
  6. どこに申請すればいいですか?
  7. 収入の減少・失業の事実はどうやって確認するんですか?
  8. どのくらいで融資が受けれますか?

 

1つ1つ解説していきます。

 

この制度の対象者は?

経営者、個人事業主、フリーランス、芸術家、関係なく
新型コロナウイルスの影響で収入が減少した方です。

 

いくら借りれますか?

 

収入が減少し、生計維持のための貸付を必要とする世帯

  • 学校の休業・個人事業主:20万円以内
  • その他:10万円以内

 

失業や収入減により、日常生活の維持が困難となっている世帯

  • 単身:15万円以内
  • 2人以上:20万円以内
    ※貸付期間:原則3ヵ月(最高80万円)

 

どちらに該当するかは、相談窓口の担当者とのやり取りで決定します。

 

いつまでに返済しないといけないのですか?

生計維持のために必要な方:据置期間は1年以内、償還期限は2年以内

日常生活の維持が困難となっている方:据置期間は1年以内、償還期限は 10 年以内

 

なお、引き続き収入が減少する住民税非課税世帯は返済が免除されます。

 

利⼦はかかりますか?

かかりません。無利子です。

 

保証⼈は必要ですか?

必要ありません。

 

どこに申請すればいいですか?

社会福祉協議会です。

「社会福祉協議会」で検索して最寄りの社会福祉協議会をお調べください。

 

収入の減少・失業の事実はどうやって確認するんですか?

基本的に相談員の指示に従ってください。

 

収入の減少者は、給与明細書や預金通帳など。

失業者は、離職票など。

フリーランス・個人事業主・芸術者は、延期・中止になった出演予定のイベントのチラシ、シフトが減少したことがわかるメールのやりとり等を確認しつつ、相談者のお話を聞きながら判断しているケースもあります。

 

どのくらいで融資が受けれますか?

1週間から1ヵ月程度かかります。

 

貸付手続きの流れ

手続きの流れは下記の通りです。

詳しくは最寄りの社会福祉協議会にご確認ください。

 

もっと詳しく知りたい方

下記のリンクからホームページをご確認ください。

 

 

まとめ

今回は生活福祉資金貸付制度について解説しました。

 

新型コロナウイルスの影響で、収入の減少、失業者が絶えません。

そんな中、生活が困窮しているのであればこの制度をぜひご利用ください。

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