でも、周りからは絶対にやめておけと言われます。
資格を取るために会社を辞めてはいけませんか?
そんな悩みにお答えします。
司法書士、税理士、社労士など、独立ができる難関資格を取ろうとなると、かなり勉強時間が必要になります。
・会社を辞めてまで勉強する価値があるかわからない。
・資格を取るためだけに会社を辞めるのも勇気がいる。
そんな方向けに、実際に無職で資格勉強をする、いわゆる「資格浪人」経験者の僕が、資格浪人時代の体験と合格までの道のりをご紹介します。
ぜひご覧ください。
資格浪人して難関資格を合格した体験談
僕は25歳の時、約1年半、無職で勉強する生活をしていました。
いわゆる「資格浪人」です。
結果的に全くの素人から勉強開始2年で合格率7%の「社会保険労務士」に合格。
今もなお、資格を活かして仕事をしています。
なぜ僕が無職で資格の勉強したのか。
それは「早く取りたかったから」
だらだら勉強していても意味はありません。
試験に合格をして初めてスタートです。
僕は「時間」を確保にするために「労働時間」を捨てました。
これは20代だからこそできたことだと今は思います。
逆に労働を捨てたことによって「絶対取らなきゃいけない」というプレッシャーで一日一日が濃いものとなり、集中して毎日勉強ができていました。
とはいえ、1年目は不合格。
相当落ち込みましたが「1年で合格した方が奇跡だよな」と思いながら、2年目に突入し、勉強し続けたのです。
時間はたっぷりあったので、結果的に2年目で合格しました。
合格をしてからは、契約社員で入社した会社を1年で正社員に。
数年後の転職もスムーズにできて、転職1年でマネジメントする立場に昇格しました。
これは無職になってから8年での出来事です。
僕は資格を取って人生を大きく変えることができました。
どういう勉強法で社労士試験の合格にいたったかは、下記の記事で詳しく書いています。
ご興味のある方はご覧ください。
次からは、無職で勉強をしたて学んだ事をご紹介していきます。
無職で資格の勉強をする意味はある
無職で資格の勉強をする意味。
「時間を得るため」です。
何かを始める時は何かをやめなければならない。
繰り返しになりますが、もっとも時間が奪われるものは労働時間ですよね。
無職で勉強するということは、最短で資格を取る確率を上げるということです。
よく「仕事をしないで資格の勉強をするのはやめたほうがいい」と言われますが、僕はそう思いません。
最短で難関資格を取りたいのであれば「時間」が必要です。
もし、僕が無職で資格の勉強をしていなかったら合格までもっと時間がかかっていたでしょう。
無職で資格の勉強をする意味はあります。僕は後悔していません。
無職になる前にやっておくべきこと
それは貯金です。
無職で資格勉強をするためにはある程度貯金が必要です。
実家暮らしならまだしも、一人暮らしなら尚更。
考えてみてください。
家賃、食費、水道光熱費、いくらかかっていますか?
収入がない分、貯金は毎月減っていきます。
仮に100万円貯金があっても月10万円かかっていたとしたら、10ヵ月しか持ちませんよね。
ちなみに僕は当時一人暮らしで、200万円貯めて会社を辞めました。
とわいえ会社員だった方は、会社を辞めてもすぐに無収入になるわけではなく、失業保険で最低3ヵ月程度は15万円程度もらえるので、失業保険をもらっている間は貯金を崩さなくても大丈夫です。
資格浪人は精神的にきつい
資格浪人のきつい所は3つあります。
- 孤独
- お金が減っていく
- 合格できなければ何者にもなれない
1.孤独
無職で勉強をしていると本当に人と会うことがなくなります。
新型コロナの影響で在宅勤務になった方なら想像がつくかもしれませんが、ずっと一人でいると孤独すぎて精神的に病んできます。
僕はどういうふうに対処したかというと、趣味である音楽をやっていました。
社会人バンドに参加し、週1回練習があったので、週に1度は人に会って話をする機会を設けていました。
おそらくバンドをやっていなかったら孤独すぎて勉強どころではないでしょう。
最低でも2週間に1回、できれば週1回、人に会う機会を作った方が、モチベーションを保つことができますよ。
2.お金が減っていく
お金が減っていくのは覚悟しなければいけません。
毎月お金が減っていくと、さすがにきついです。
なので僕は国の制度を思いっきり使いました。
その1つが職業訓練です。
実は職業訓練に行くことによって失業保険が延長できるのです。
僕は8ヵ月の職業訓練に行っていたので、通常3ヵ月しかもらえない失業保険を8ヵ月もらっていました。
会社員を辞めて、失業保険をもらえる人は職業訓練に行くことをオススメします。
3.合格できなければ何者にもなれない
資格を取るために時間とお金をかけているのに、資格を取らなかったら意味がありません。
「合格できなければ何者にもなれない」
そんなプレッシャーが毎日のしかかります。
僕は1年目不合格だった時、次合格しなかったら人生終わりだと思って勉強を続けました。
正直めちゃくちゃプレッシャーで、人生でこんなに本気になったことがないってくらい勉強した1年だったと思います。
「絶対合格する」「絶対できる」
そう思いながら毎日過ごすことでしかプレッシャーには打ち勝てません。
ここまでで「自分には無理だ」「自信がない」って思った方は、無職で資格の勉強をするのはやめておいた方がいいです。
失うものがない方だけチャレンジをオススメします。
資格浪人にオススメの資格講座
最後に資格浪人にオススメの資格講座を2つご紹介します。
フォーサイト
社労士、行政書士、宅建士を目指いしている方はフォーサイトがオススメです。
なぜなら、合格できなかったら全額返金の保証制度があるから。
つまり合格できるまで無料ということです。
講義は全てDVDの通信講座で行われ、パソコンをお持ちの方であれば皆さん受講できます。
ちなみに僕はフォーサイトを使って社労士に合格しました。
講義もわかりやすく丁寧で、人気の通信講座です。
社労士、行政書士、宅建士も資格取得を考えている方は、下記のリンクからぜひ一度ご覧ください。
また、フォーサイトを使った社労士合格体験を書いた記事もあるので、興味がある方はご覧ください。
スタディング
司法試験、司法書士、税理士を目指している方はスタディングがオススメ。
なぜなら、圧倒的に安いから。
スダディングは低価格で難関資格の講座を提供するオンライン講座です。
スマホやタブレットでの受講になるので、パソコンを持っていない方でも大丈夫。
最近上場も果たし、今はオンライン資格講座の受講者No1のオンライン専門の講座です。
司法試験、司法書士、税理士を目指している方は、下記のリンクからぜひ一度ご覧ください。
まとめ【資格浪人は20代でやる価値あり】
僕は無職で資格の勉強をすることは「あり」だと思っています。
なぜなら、無職だからこそできる勉強量をこなしたことで、最短で資格が取れる可能性がグッと上がるからです。
ただ、資格浪人は20代でやる価値があります。
なぜなら、資格を取得しても実務がなければ、ただの仕事ができない人です。
現在人事部で働く僕からすると、20代ならまだ大丈夫。30代は実績が必要という感じです。
ですので、資格浪人は20代でやることに価値があります。
最後に難関資格の取得を目指している方に大切なことを3つお伝えします。
- 絶対にあきらめない
- 飽きたら休んでいい
- 成長を楽しむ
人間ずっと同じことを続けるのは容易ではありません。
飽きたら休んでOKです。
毎日勉強して昨日より成長した自分を感じながら過ごしましょう。
そして、絶対にあきらめてはダメです。
あきらめたらそこで試合終了ですよ。