【仕事内容紹介】ゲーム・アプリのテスターの仕事内容と年収

こんにちは、わんこ社労士です。

 

この記事をご覧になった方は

テスターって何?

テスターってどんな仕事?

 

そんな疑問をもって見ていただいていると思います。

 

ぼくは学生時代にテスターのアルバイトをしていました。

 

この記事では、ぼくの経験をもとにテスターとはどんな仕事か解説していきます。

目次

テスターとはゲームやアプリのテストをお金をもらう仕事

テスターとは、ゲームやアプリをテストしてお金をもらう仕事です。

 

ゲームやアプリは、動いたら完成ではありません。

 

例えば、

・想定外の時にボタンが押されてしまった

・通信が途中で途切れて次の画面に進まない

 

このような操作をした時にゲームやアプリがちゃんと動いているか、思っている画面に進んでいるか、などをテストしてバグがないか確認する必要があります。

 

ちゃんとした商品として売るためには、どのような操作が行われても正常に動いたり、正しく終了しなければいけません。

 

テスターの仕事は「お客さんに商品を売る前の最終関門」といっていいでしょう。

決して楽しくゲームをやる仕事ではありません。

 

より良いゲームやアプリを世に出すためにはテスターの力量にかかっています。

テスターの仕事内容

テスターの仕事の流れをザックリまとめるとこのようになります。

  1. 開発者からテストの依頼が来る
  2. 用意されているテスト項目に沿ってテストをする
  3. テスト項目以外でも自分なりに怪しいと思った動作で確認する
  4. バグがあったら報告書に細かい内容を記入していく(エクセルが多い)
  5. 報告書が完成したら開発者に提出

 

基本的には上記の繰り返しですが、開発が急がれている場合は随時テストをしてバグがあった場合は急いで開発者に言いに行ったりもします。

 

流れは以上ですが、具体的にどうやってテストを行っているか詳細を解説します。

主なテスト内容

テストは次のようなことをやります。

  • 仕様書に沿って動作した時、仕様書通りに画面が移るか
  • 指定の文字以外を入れた時にエラーが出るか
  • 通信中に圏外になったらタイムアウトするか
  • GPS機能の付いたアプリでGPSが反応しているか
  • ボタンを連打したり、想定外のボタンを押したときにちゃんと動作するか
  • 強制的にシャットダウンした時に不具合が起きないか
  • 条件を満たした時にポイントが仕様書通り付与されているか
  • 商品を買った時にポイントが減っているか

 

などいろいろなテストを行います。

テストするものによっては一日じゃ到底終わらないので数日かけてテストを行い、チェック項目をつぶしていきます。

 

 

エラーが出たら報告書に記入していきます。

例えば、ぼくが行っていた報告書はエクセルで下記のように書いていました。

エラー内容 詳細
画面遷移 〇〇画面で□□を押下すると、仕様書の画面とことなる遷移をします。
ポイントエラー 〇〇画面で「□□を購入」を押下し、ダウンロード中に圏外に入ると□□の購入ができていないのにポイントが減ってしまいます。

このようにエラー内容を書いていき開発者に報告していきます。

 

開発者から「修正しました」と連絡が入ると修正箇所をテストし、最終的にエラーが全部消えると完了です。

携帯・スマホの場合は主要機種を全部テストする

ゲームやアプリのテストに使うのは携帯・スマホです。

 

ご存知の通り、いろんな機種があり、OSも違います。

同じゲームをやったとしてもiPhoneで出ないバグがアンドロイドで出たりします。

また、同じアンドロイドでもソニーでは出ないバグがサムスンで出たりします。

 

テストは対応する機種すべてやる必要があるのです。

 

初めは一人一台でテストをしますが、慣れてくると2台、3台と同時にできるようになってきます。

 

 

ここまで聞くと想像よりめんどくさい仕事だなと思うかもしれませんが、バグを発見した時はけっこう興奮します。

 

ゲームをやっていると「これバグじゃね?」って体験ありませんか?

そしたらそのバグを友達とかに言いたくなりませんか?

その感じです。

 

作業はめんどくさい時もありますが、バグを発見する喜びを感じられる人はこの仕事に向いていると思います。

テスターの年収

テスターの平均年収は250万~450万円が相場です。

アルバイトだと時給900円~1500円といったところでしょうか。

 

ようするにそんなに給与は高くありません。

高くありませんが、メリットはあります。

  1. ゲームやアプリをいじるだけでお金がもらえる
  2. 責任が問われることはあまりないのでストレスがかからない
  3. 正直コミュニケーションは普通のサラリーマンより必要ない
  4. 在宅できる仕事もある

 

基本的にストレスが少ない仕事というのがぼくの印象です。

 

とくにスキルがなくてもテスターの仕事はできるので副業でやるのもいいかもしれません。

テスターの求人

テスターの仕事を探すのであれば2つ方法があります。

  1. 求人サイトからアルバイトまたは派遣社員として会社で働く
  2. 個人として単発で仕事をする

 

アルバイトまたは派遣社員で働く場合は求人サイトから応募するのが一般的です。

 

下記のサイトで募集している時があるので興味のある方はご覧ください。

 

また、個人として単発で仕事を請け負う方法もあります。

フリーランスの方や副業でテスターをやりたい方にはオススメです。

 

個人としてテスターの仕事をやりたい方は下記のサイトから仕事を受けることができます。

 

まとめ

テスターの仕事は完成前の最後のトリデです。

テスターのバグ発見力によって商品の信頼性が変わってきます。

 

根気のいる仕事ですが、ゲーム好きの人にとってはゲームをやってお金がもらえるのであればこんなに楽しい仕事はないでしょう。

 

テスターの仕事はゲーム開発、アプリ開発には欠かせない仕事です。

興味を持たれた方は一度やってみてはいかがでしょうか。

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