なんかいい給与計算ソフトないのかな?
そんな悩みにお答えします。
本記事では、エクセルで給与計算を行っている方におすすめの給与計算システムをご紹介します。
ご覧いただければ、なぜエクセルで給与計算をやるのは限界なのか、給与計算ソフトを導入することでどんなメリットがあるのかをご理解いただけると思います。
給与計算がエクセルだと限界な理由
給与計算がエクセルだと限界理由は下記の通り。
- 法改正が頻繁に起こっている
- 電子申請が義務化される
- 在宅勤務が増える
近年、働き方改革法案や税制改正などで法改正がたびたび起こっています。
給与計算は法改正に必ず対応しなければならず、エクセルだとそのたびにの初期設定を変えたり、新しいエクセルをダウンロードしていると時間もかかりますし、ミスの原因にもなります。
また、公的書類の電子化も急速に進められおり、社会保険の電子申請義務化され、源泉徴収票・給与支払報告書も徐々に電子申請が義務化になりつつあります。
そして、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務する方が急増しました。
そうなると給与明細は自宅に送付ということになるでしょう。
しかし、給与計算ソフトを導入していれば、給与明細はWEB上で見ることができるので、給与明細を送付する作業はいりません。
以上のことから、エクセルで給与計算をするには限界が来ていことが感じられると思います。
給与計算業務は単純な作業ですが、従業員の給与に直結する重要な業務です。
ミスがなくて当たり前の作業を効率よくミスなく行うためには給与計算ソフトの利用が不可欠となりつつあります。
次は給与計算ソフトのデメリットとメリットについて解説します。
給与計算ソフトを使うデメリット
給与計算ソフトを使うデメリットは下記の通り
デメリット
- お金がかかる
- 最初は操作を覚えるのが大変
解説していきます。
お金がかかる
給与計算システムを導入すると、どうしてもお金がかかります。
しかし、システム導入費用より切手代や人件費の方が費用がかかる場合もあると考えられます。
単にお金がかかるからという理由で導入しない考えは辞めたほうがいいでしょう。
後ほどご紹介しますが、マネーフォワード
ぜひお試しください。
導入直後は時間がかかり大変
私の経験上、給与システムは導入した直後がもっとも大変です。
操作がわからず、想像以上に時間がかかってしまいます。
しかも、操作になれていないため、想定外のミスが起きたり、トラブルが相次ぎます。
しかし、操作さえ覚えてしまえば断然らくになるので、最初さえ乗り切れば大丈夫です。
給与計算ソフトを使うメリット
給与計算ソフトを使うメリットは下記の通り
メリット
- 法改正対応が自動で行われる
- 電子化にも対応できる
- 給与明細・源泉徴収票がWEBで配信できる
解説していきます。
法改正対応が自動で行われる
給与計算ソフトは法改正があると業者がアップデートをしてくれるので、利用者が作業することはありません。
自動で法改正に対応するので、時間もかかりませんし、法対応で発生するミスはなくなります。
電子化にも対応できる
社会保険の電子申請や税関係の書類の電子化も給与計算ソフトがあれば可能になります。
電子化された場合は紙代や切手代がかかりません。
ですので、経費と時間を削減することができます。
給与明細・源泉徴収票がWEBで配信できる
WEB上で給与明細や源泉徴収票を見ることができるので、配布したり、間違えて配ったり、再発行することもありません。
加えて、自宅待機中の方や休業中の方にも郵送することはないので、切手代がかかりません。
以上、給与計算ソフトを導入するメリットをまとめると「業務効率化」「経費削減」「作業ミス削減」の3点です。
導入にお金がかかりますが、その分経費削減ができるので、導入するメリットは大きいと思います。
では次に、おすすめの給与計算ソフトを3つご紹介します。
どれも無料のお試し期間があるものを選びましたので、ご覧ください。
初回無料のおすすめ給与計算ソフト
私がおすすめする給与計算ソフトは下記の通り。
今回ご紹介するシステムは全て無料お試し期間があり、無料期間中は通常契約時と同じサービスが利用できます。
やよいの給与明細 オンライン
無料期間 | 2ヵ月 |
月額料金 | 1,200円 |
規模目安 | 30名以下 |
特徴 | ・シンプルで使いやすい ・給与明細のみWEB化可能 ・導入費用がほとんどかからない |
やよいの給与明細 オンライン
とてもシンプルで使いやすく、給与明細のみのWEB化も可能で、給与計算システムを導入するというより、給与明細のツールみたいなイメージです。
費用は従業員30名の場合は月1,200円でかなりリーズナブル。
中小零細企業におすすめです。
人事労務freee
無料期間 | 30日 |
月額料金 | 1,980円~ |
規模目安 | 20名以下 |
特徴 | ・上場企業のため安定している ・勤怠管理から給与計算まで一元化 ・高水準のセキュリティ |
人事労務freeeは
給与計算の他にも年末調整や勤怠管理などを一元化することにより、一気に業務改善をすることができます。
また、上場企業だけあって高水準のセキュリティを兼ね備えており、安全性はかなり高いです。
マネーフォワード
無料期間 | 1ヵ月 |
月額料金 | 2,980円~ |
規模目安 | 小規模法人~大企業まで |
特徴 | ・年末調整のペーパーレス化に対応 ・従業員情報は従業員自身で入力 ・無料でコストシミュレーションができる |
マネーフォワード
その分人事・総務での作業が削減され情報の転記ミスも軽減できます。
また、ほかのシステムとは違い従業員数に制限なく対応しているので、今後従業員が増えたとしても柔軟に対応できます。
ホームページでは、給与計算業務のコストがどのくらい削減できるか、無料でコストシミュレーションができるので、ぜひお試しください。
まとめ
今回はエクセルでの給与計算はもう限界ですという話をさせていただきました。
今後も法改正や電子化が進み、給与計算業務はますますエクセルだけでは対応できなくなっていきます。
そうすると、作業時間が増え、ミスも増えていきます。
給与計算ソフトを導入することで業務効率が上がり、ミスも軽減でき、結果的に会社全体の経費削減につながるでしょう。
給与計算ソフトは初回無料で使用できますので、1つに限らず複数登録をして、自社に合ったものを選んでみてください。
ただ予算の関係で「どうしてもエクセルが良い」という方は下記のサイトからExcel給与計算テンプレートがダウンロードできます。
上記のテンプレートの特徴は
- 40歳になったら自動的に介護保険料が徴収
- 社会保険翌月徴収に対応
- 住民税が市区町村ごとに集計
- 給与明細・賞与明細が自動作成
など、カユイところに手が届くExcel給与計算テンプレートです。
ぜひ一度ご覧ください。
以上、この記事がお役に立てると幸いです。