社会保険

厚生年金保険料引き上げ【2020年9月分の保険料から】具体的に何がどう変わるのか解説

2020年9月から厚生年金保険料の上限額が引き上げられます。

 

【厚生年金保険料、上限5000円超引き上げ 高所得者対象】

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62566350S0A810C2EE8000/

 

本記事ではこのニュースを深堀して厚生年金保険料の上限について詳しく解説します。

 

事務担当者の方、または保険料がどう変わるのか知りたいという方は、ぜひご覧ください。

 

 

厚生年金保険料はどうやって決まっているのか

 

結論から申し上げると、厚生年金保険料は「平均月収で決まっています」

 

具体的にいうと、平均月収(標準報酬月額)に応じてランク付けされ、そのランクに応じた保険料が給料から引かれているという仕組みになっているんです。

 

下記の表をご覧ください。

 

【厚生年金保険料額表】

https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo-gaku/gakuhyo/20170822.files/1.pdf

 

例えば、平均月収300,000円だとしたら、表に当てはめると290,000 ~ 310,000の19等級に該当します。(表の左側)

 

19等級の保険料(表の右側)は全額だと54,900円、折半額だと27,450円と書かれていますよね。

 

サラリーマンなど会社員の場合、会社が保険料の半分を払ってくれてるので、みなさんの給料から引かれるのは折半額の27,450円ということになります。

 

つまり、平均月収300,000円の方は27,450円が毎月厚生年金保険料として給料から引かれているということです。

 

なんとなく分かりましたか?

 

では、上記のことをふまえて今回ニュースになっている厚生年金保険料の上限値上がりについてみていきましょう。

 

 

厚生年金保険料の上限が5,000円値上がりとは?

 

厚生年金保険料額表をもう一度見ていただきたいのですが、現在の最高等級は31等級で月収が605,000円以上の方になっていますよね。

 

今回のニュースは「この厚生年金の等級を1つ増やして上限を上げるというニュース」なんです。

 

具体的には月収635,000円以上の方を32等級として、保険料を5,490円上げ、全額保険料を118,950円にする。

個人の負担で言えば折半なので59,475円となり、2,745円の厚生年金保険料が上がるというのが今回のニュースです。

 

ご理解いただけましたでしょうか。

 

ちょっと難しかったかもしれませんが、参考になれば幸いです。

 

※保険料の決定については本当はもっと複雑なんですが、とりあえず「平均月収で決まっている」と覚えていただければ大丈夫です。

 

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