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【国民年金第3号】失業保険の給付制限期間をさかのぼって3号に適用させる方法

従業員の奥さんが失業保険をもらい終えたので、国民年金第3号被保険者の手続きを行いました。
疑問に思ったのですが、失業保険は自己都合退職の場合、3ヵ月の給付制限がありますよね。
さかのぼって3号に適用することはできないんですか?

 

そんな疑問にお答えします。

 

わんこ社労士
この記事を書く私は労務の専門家である社会保険労務士。人事労務歴は10年です。

 

失業保険を受けている人を扶養する場合、失業保険を受け終わってから国民年金第3号に加入させていませんか?

実は、国民年金第3号は失業保険の給付制限期間をさかのぼって加入させることができるんです。

 

詳細を解説していきます。

 

失業保険の給付制限期間をさかのぼって3号に適用させる方法

従業員の被扶養者が会社を辞めて失業保険をもらう場合、健康保険の扶養は失業保険をもらい終わるまで入れないので、その間は国民健康保険となります。

それに伴って、国民年金第3号も加入できないと思っていませんか?

 

実は国民年金第3号は被扶養者が失業保険を受け終わった後にさかのぼって入ることができます。

 

用意するものは下記の通り。

  1. 失業保険受給前の国民年金第3号被保険者該当届
  2. 失業保険受給開始時の国民年金第3号被扶養者非該当届
  3. 失業保険受給後の国民年金第3号被保険者該当
  4. 雇用保険受給資格者証の写し

 

以上4つの書類を失業保険受給後に年金事務所へ提出します。

記入例を見て行きましょう。

 

失業保険受給前の国民年金第3号被保険者該当届

例えば9月30日付で退職した場合、退職日の翌日を記入し、理由から「離職」を選択して、3号該当届を作成します。

 

失業保険受給開始時の国民年金第3号被扶養者非該当届

次に、給付制限期間を終えて失業保険の受給開始を開始した日を記入し、理由は「その他」で「失業保険受給のため」とした3号非該当届を作成します。

 

失業保険受給後の国民年金第3号被保険者該当届

最後に、失業保険の受給が終わった日の翌日を記入し、理由は「その他」で「失業保険受給終了のため」と書いて作成します。

 

雇用保険受給資格者証の写し

雇用保険受給者証の写しは、受給期間満了年月日を証明するものとして必要になります。
必ず受給満了期間を過ぎてから4つの書類を提出してください。

 

以上が失業保険の給付制限期間を3号に適用させる方法です。
3号は全ての書類に被扶養者の署名が必要になりますので、しっかり説明して書類を作成しましょう。

 

すでに国民年金保険料を払ってしまっていた場合

給付制限期間中にすでに国民年金保険料を払ってしまっていた場合でもさかのぼって3号が認められれば本人に還付されます。

 

引用:熱帯魚ベタ赤ちゃんから育てる☆復縁しました☆株主優待☆

 

還付になった場合は、上記のような用紙が届きます。

振込口座など必要事項を記入すれば、後日払ってしまった国民年金保険料が還付されるのでご安心ください。

 

まとめ

失業保険を受給するからという理由で国民年金3号被保険者になれないというは間違いです。
今回紹介した4枚の書類を提出すればさかのぼって適用されます。

 

今後、従業員の配偶者が退職後に失業保険受けて、その後専業主婦(主夫)となる方がいる場合は、さかのぼって手続きしましょう。

従業員にも喜ばるはずです。

 

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